ご挨拶
一般社団法人日本補聴器販売店協会東北支部は、約30年間、補聴器を必要とする消費者から信頼される販売店づくりを目指して、会員店舗の技能・知識の向上研修や適正な販売活動の指導・啓発を行ってきました。また、補聴器適合のスペシャリストである「認定補聴器技能者」を育成支援しており、これまで多くの認定補聴器技能者を輩出しております。
近年、認知症と難聴の関係について、難聴を放置すると認知症のリスクが上がることがわかってきました。さらに、難聴でも補聴器を使うことで脳の認知機能の低下を抑制できる可能性があることもわかってきました。難聴を放置せず、早いうちに適切なケアをして健康寿命を延ばすとともに、質の高い生活をお送りいただきたいと思います。
補聴器は、単に聴覚データに合わせて調整するだけの作業ではなく、使用する方のそれぞれの環境や個性に合わせて聴覚補助を行う必要があります。当協会加盟店は、ご使用になる方の様々な状況に合うように、聞こえの相談から補聴器の提案、調整、きめ細やかなアフターケアまで、確かな技能で責任をもって対応いたします。また、耳鼻科医とも連携しながら、適切なアドバイスをしていきます。
補聴器の購入は、購入する前に耳鼻科医師に受診していただき、販売店選びは、専門の知識・技能を持った補聴器適合のスペシャリストがいる当協会加盟の販売店をお勧めします。
一般社団法人 日本補聴器販売店協会東北支部
支部長 高橋紀美子